夏休み終盤に兵庫県6日間の一人旅に行ってきました。その2日目の記録です。

姫路駅

まずは姫路駅を散策。早朝は人が少なくて気持ちが良い。

地下に庭園のような場所が

正面には姫路城が見える。朝ご飯を適当に済ませ、バスで書寫山へ。
書寫山圓教寺

ロープウェイで山を登り、20分ほど歩くと迫力満点の摩尼殿がみえてくる。西の比叡山ともいわれる場所である。

意外に斗栱は3手先。遠くから見るともっと組んであるように見えたから少しびっくり。

土台は万博の大屋根リングや清水寺と同じ貫工法かな

室内もとても立派。とても意匠に優れたお寺だ。

左から順に常行堂、食堂、大講堂である。常行堂は常行三昧という修行をするための道場。食堂はその名の通り寝食をする場所。大講堂は学問と修行の場である。

食堂から常行堂を覗くように撮った写真。我ながらいい感じに撮れたのではないだろうか。
姫路城

国宝、さらには世界遺産にも登録される姫路城は漆喰塗の白く輝く美しい姿から「白鷺城」とも呼ばれる。また昭和の大修理、平成の大修理など、丁寧な修理により保存状態がよいことが世界遺産に選定された所以だろう。

中はかなりの人であった。
好古園

姫路城のすぐそばの日本庭園。こういった場所では景色を眺めながらぼーっとしていたいところだったが、ここも人が多くなかなかゆっくりできるところはなかった。

とはいえとても美しく、思わず写真を撮りたくなる。
姫路護国神社

姫路城すぐそばの神社である。非常にきれいな神社であった。行ってみると、なにやらやっているようだった。

地元の高校生が世界平和を祈り書いたのだそう。もう少し早く来ていれば書いているところを見れたのだが残念である。
兵庫県立歴史博物館

丹下健三設計の建物である。屋根の部分のファサードなんとも丹下さんらしいつくりである。外壁は姫路城の石垣を模しているのだとか。

写真を見返して気づいたのだが、ガラス面に姫路城が反射して映っている!もう少し場所を調節して撮れば姫路城が大きく反射した写真が撮れていただろう。なんと粋な演出だ。さすがは世界の丹下だ。

中には模型がいっぱい。建築学生としては模型を見ると興奮してしまう。大学の講義で聞いた古建築の部材の名称や桔木についてなどが書かれていて、意外におもしろかった。
姫路文学会館

安藤忠雄設計の建物である。閉館時間ギリギリであったため中に入ることは諦めた。幾何学的組み合わせと、コンクリート打ちっぱなしという安藤建築らしい外観である。

男山配水池公園

姫路文学会館のすぐそばにある景色のよい場所である。

ただしこの階段をのぼらなければならない。昨日と今日で(スマホの歩数計によると)約7万歩歩いている。もう足の疲労が半端なかった。でもせっかく来たのだからという思いでのぼった。

公園からは姫路城がちょうどきれいにみられる。これを見るだけでのぼってよかったと思えた。
和田山駅へ
明日の朝は竹田城跡の雲海を見る予定である。そのためホテルは竹田城近くで予約した。近くといっても竹田城跡まで徒歩2時間ほどの場所である。早朝は電車が走っていないため、明日の朝はもちろん歩いて竹田城跡へと向かう。
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