2025 9.20-9.25 兵庫①

旅の記録

夏休み終盤に兵庫県6日間の一人旅に行ってきました。その1日目の記録です。

TOTTEI PARK

三ノ宮駅から20分ほど歩く。すると今年オープンした「GLION ARENA KOBE」が見えてくる。海に浮かぶこれほどまで大きなアリーナを見られるのは日本ではここくらいだろう。

アリーナの裏には階段状の施設「緑の丘」がある。グレーチングでできた階段の下には植物が植えられ、広場と一体化したような施設となっている。阪神淡路大震災で失われた賑わいを取り戻すために造られたそうだ。

階段をのぼると神戸ポートタワーが見える。反対側は船が行きかう様子が見られる。早朝にはランニングする人、犬と散歩する人などが見られた。屋根下には飲食店やホールが完備されており、イベント時には賑わいを見せる。海を背景にライブやフェスが行われ、階段は観客席として利用されるのだそう。海や緑を眺めながらゆったりと過ごせる一方で、多くの人が集まりにぎわう場所としての一面も持つ心地の良い場所であった。

メリケンパーク

有名なBE KOBEの文字が書かれたモニュメントのある公園。このモニュメントは「神戸の魅力は人である」という思いが込められてるとのこと。

阪神淡路大震災の復興や被災の状況についての展示がいくつかあった。

世界初のパイプ構造によりつくられた神戸ポートタワーは、1995年阪神淡路大震災をほとんど損傷を受けることなく乗り越えた。過去には復興の希望を与え、今では神戸の象徴として多くの人に愛され、人の思いのつまった偉大なタワーであった。

生田神社

三ノ宮駅の近くにある神社である。西暦201年に建てられたとされ、約1800年の歴史の中で幾度も再建、復興を繰り返し「蘇りの社」という異名を持つ。震災で建物は崩壊したにも関わらず御神体は無事だったとか。なにか不思議な力を感じる場所である。

兵庫県立美術館

安藤忠雄設計の青リンゴのオブジェで有名な美術館である。「永遠の青春」「未熟で酸っぱくとも明日への希望へ満ち溢れた青りんごの精神」の象徴である。ちなみに構造は金箱構造設計事務所である。

もはや建物自体が展示物である。周りを歩いているだけでも楽しい。

安藤ギャラリーは無料で観覧できた。以前、大阪梅田で安藤忠雄展をやっていたが、展示内容は少し規模は小さいが似たようなものだった。梅田のは人が多くてゆっくり見れなかったので今回じっくり見ることができてよかった。次は直島へ行きたい。

人と防災未来センター

ガラスで覆われた特徴的な見た目の建物である。阪神淡路大震災の状況が展示と映像で知ることができる。近くまできたら一度は行っておくべき場所だろう。

ヨドコウ迎賓館

日本で唯一、完全体が現存しているフランク・ロイド・ライトの建築である。ライトの「有機的建築」を少しは理解できたような気がする。

斜面上に建てられ、斜面に合わせて段々とフロアを置き、周囲との一体化を図っている。階段を上っても下は地面のため中からでもそれが感じられる。

建物のいたるところにこだわりが感じられ、今の自分にはすべてを理解するのは難しかった。

有馬温泉

せっかく神戸に来たのだから有馬温泉につかっていこうということで金の湯へ。鉄分が多く空気に触れると酸化するため赤っぽくなるのだそう。今日はたくさん歩いたので疲労回復し、明日へ備えなければ。

温泉街といえば夜景。とても美しい。

夜のメリケンパーク

まだ神戸の一日は終わらない。メリケンパークのライトアップは見ておきたい。

ポートタワーからの夜景もすばらしかった。ただ、一人の人はほとんどおらず少し居心地は悪かった。

姫路駅へ

さよなら、神戸。明日は姫路周辺をまわるため23時ごろ神戸をでた。宿はとっていないため金欠大学生の味方、快活クラブで一泊した。

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